【南河原スリッパ】南河原の伝統と世界の伝統が出会う、新感覚スリッパの誕生
従来のスリッパは機能性は高いものの、デザイン性に乏しく味気ないものが多かったのではないでしょうか。無骨で地味な作りのスリッパでは、足元から広がる居住空間の雰囲気を盛り上げることは難しいと思います。
また、大量生産された安価な既製品スリッパは使い捨て感覚が強く、愛着が湧きにくいのが実情です。履き心地が良くとも、デザインに個性がないため、すぐに別のものに乗り換えたくなる。そんな消費者ニーズにもきちんと応えられていたでしょうか。
足元こそ、自分らしさを発揮できるファッションアイテムであるべきです。スリッパ選びで行き詰まっている方も多いのではないかと推測します。
南河原スリッパをつくろうと思った経緯
かつて日本一のスリッパ生産量を誇っていた埼玉県行田市南河原。この地域の伝統産業である「南河原スリッパ」は丈夫で履き心地が良いことから高い評価を受けてきました。しかし近年は海外からの安価な製品の流入により、存続の危機に直面していました。
南河原商工会は、この南河原の伝統工芸を後世に残すため、「新たなカタチ」を模索することにしました。そこで着目したのが、スリッパの製造技術とファッション性を融合させるという発想です。南河原スリッパの強みである型の丈夫さと履き心地の良さはそのままに、デザインにもこだわりぬきたい。そう考え、商品の開発に着手していきました。
現役のファッションデザイナー(荒井典雄氏)と協力し、世界各地の伝統的な素材やモチーフを用いた新感覚のスリッパを一足ずつ、丁寧に手作りすることにしました。職人の技と創造性を存分に発揮したこの新商品は、履き手の方々に心地よさと温かみを感じていただけると確信しています。
南河原スリッパの特徴・こだわり
この商品の最大の特徴は、世界各地の伝統柄や文化をデザインに取り入れた点にあります。南河原発の製造技術と、世界の織物文化がコラボレーションした、かつてなかった新感覚のスリッパと言えます。
一足ずつ手作業で仕上げており、デザインのみならず、履き心地の良さも徹底的にこだわりました。足を馴染む素材を使い、型崩れを防いでいます。長期間快適に履き続けられる耐久性も備えています。
デザインに用いた生地は、アフリカ、ブラジル、フランスなど世界各地の歴史ある織物を活かしています。例えばアフリカのバティック柄は民族の誇りを感じさせる伝統模様です。ブラジルのカンガ柄は大地の色彩とエネルギーを体現しています。フランスのプロヴァンス地方の更紗は、東洋と西洋が出会って生まれた芸術的な柄行きです。一足ごとに趣きの異なる世界の伝統柄を左右で組み合わせたデザインは、購入者様にとって自身の個性を発揮する良い機会になるはずです。また、日本の「藍染め」の技術を活かした仕上がりは、国内の伝統産業も継承しています。
人気店舗に並ぶ既製品とは一線を画し、1点1点がハイセンスなオリジナリティに富むこれら商品は、購入者様からいただく反響も上々です。家族やご友人へのギフトとしても喜ばれること請け合いです。
製品ラインナップ
アフリカ パーニュ柄スリッパ
南米 ブラジルカンガ柄スリッパ
ヨーロッパ フランス更紗スリッパ
JAPAN BLUE SLIPPER
南河原スリッパの想い
南河原スリッパというブランドは、世界の織物文化と日本の伝統を尊重し継承したいという思いから生まれました。モノ作りを通して異文化の架け橋となり、南河原の伝統工芸を後世に残すべく、「新たなカタチ」を模索し、商品開発をしています。
職人の手作りにより一足ずつ愛情を込めて生産しており、本物の価値があると自負しています。機械製品では味わえない温かみと手仕事の心地よさを、是非お客様にも体感していただきたいと願っています。
履く人それぞれの個性を最大限に引き立たせ、「自分だけの一足」をお楽しみいただければと思います。家族やお客様との触れ合いの中で、この一足からさまざまな想いが芽生えてくれることを期待しています。
工芸品やファッション関連商品の仕入れ販売を行う皆様へ
工芸品やファッション関連商品の仕入れ担当者の皆様、南河原スリッパのコレクションは、他にはない独自の魅力を持つ商品です。世界中の伝統柄を取り入れたデザインは、消費者の心を掴み、喜ばれることでしょう。
これらのスリッパを仕入れることで、貴社の商品ラインナップに新たな価値を提供し、顧客満足度を高める一助になりたいと考えています。ぜひ、南河原スリッパのコレクションを貴社の商品ラインナップに加えてみてください。
一緒に、伝統と革新を融合させた美しいスリッパを多くの人々に届けましょう。